2018年8月のフラット35の金利は1.34%と7月と同じ値でした(返済年数21年以上、融資率9割以下の最低金利)。大手都市銀行の変動金利は0.625%ですが、みずほ銀行のネット専用金利だと0.525%。りそなだと新規借入0.47%、りそなの借換用0.429%など、変動金利では0.4%低いものが目立ちます。

F35_kinri_201808

少し前のニュースで「変動金利を選んだ人の割合が過去最高」というニュースがありました。

・10年固定との金利差が広がり変動有利となったから。
・残存期間が短い住宅ローンの借換が行われ、その場合変動金利でも金利上昇リスクは小さくなったから。

といった解説がなされています。後者の理由は正当だと思います。

前者については、フラット35のグラフでは2016年の夏に底を打った後、横ばい、となっていますが、他の金融機関の長期固定金利や10年固定は確かに上昇気配が見られるものも多いです。一方変動金利は借換専用金利を中心に引下げ競争が続いており今だに低位安定。確かに一見そう見えます。ただし、固定と変動の金利差を過去の数値と比べると金利差は小さい=固定が有利、な方に入ります。

過去と比べると俄然、固定が有利ということも言える水準です。ちなみに弊社がコンサルをすると、長期固定(全期間固定金利や20年固定、30年固定)が感覚としては8割以上になります。

「金利はしばらく上がりそうにないから」という理由で変動を選ぶ人もいますが、それは危険な考え方。金利がもし上昇した場合、返済額がいくらくらいになりそうか計算→金利が上がった状態でも、返済に支障なく、また将来の教育費、老後資金、修繕資金がきちんと積み立てていけるかどうか、のチェックが必要です。