2020年7月のフラット35買取型の金利は1.30%と先月の1.29%から少しだけ上昇、4月、5月と同じ値になりました(返済年数21年以上、融資率9割以下の最低金利)。

変動金利は先月まではジャパンネット銀行の0.399%が表面上の金利は第一位でした。今月は住信SBIネット銀行が借換用の変動金利を0.398%に下げました。そしてジャパンネット銀行もそれに対抗し0.380%に下げてきました(ジャパンネットは借換限定ではなく新規も)。

前回ジャパンネットが二位に転落した時も、その翌日に金利を下げ、即一位を取り返すという流れでした。今回も同様の動きをしており、ジャパンネットに金利で勝とうとしても無駄、自分たちの首を絞めるだけ、ということがわかります。これで変動の金利引き下げ競争も終わりかもしれません。

ちなみに今、借換のご相談を受けている方の試算をしてみたところ、0.380%のジャパンネットより0.525%のみずほの方がトータルコストでは若干、優位でした。このように金利だけで比較するのではなく手数料等を考慮し、トータルでどこが優位かを決める必要があります(全ての条件でみずほが優位になるわけではありません、多くの場合ジャパンネットが勝つと思いますが一定の条件の下ではみずほの方が優位になることもあるということです)。

また、変動金利の低さが目立ちますが住宅ローンを考える際は、自分たちの家計が金利上昇リスクを取れるのかどうかをきちんと考える必要があります。資金計画を考える場合、まずは全期間固定をベースに考える方がよいでしょう。なお、当事務所の有料コンサルティングご利用時には金利上昇リスクが取れる家計になっているかどうかは、毎回可視化してお見せし判断材料にしていただいています。