2022年2月のフラット35買取型の金利は1.35%と先月から上昇(返済年数21年以上、融資率9割以下の最低金利)。
各銀行では変動金利は変わらずも、10年固定や長期間の固定金利は上昇しています。そんな中、みずほ銀行の全期間固定金利は先月よりも下げてきました。
不思議な動きですが、2022年1月にりそな銀行が全期間固定を大きく下げてきたのでそれへの対抗策のように思えます。フラット35以外の主な銀行の2022年2月の金利をまとめると下表のようになります。表の下の注意点もお読みいただければ幸いです。
変動金利 | 10年固定 | 20年固定 | 全期間固定(35年) | |
みずほ銀行 | 0.375% | 0.700% | 1.150% | 0.990% |
三菱UFJ銀行 | 0.475% | 0.840% | 1.100% | 1.750% |
三井住友銀行 | 0.475% | 1.300% | – | 1.490% |
りそな銀行 | 0.470% | 0.695% | 2.245% | 0.995% |
PayPay銀行 | 0.380% | 0.565% | 1.340% | 1.540% |
住信SBIネット銀行 | 0.440% | 0.710% | 1.250% | 1.280% |
じぶん銀行 | 0.389% | 0.625% | 0.995% | 1.390% |
ソニー銀行 | 0.457% | 0.650% | 1.278% | 1.688% |
楽天銀行 | 0.537% | 0.904% | – | – |
新生銀行 | 0.450% | 0.900% | 1.050% | 1.400% |
三井住友信託銀行 | 0.475% | 0.650% | 1.000% | 1.000% |
千葉銀行 | 0.625% | 1.250% | 1.700% | 1.960% |
京葉銀行 | 0.725% | 1.150% | 1.250% | 1.460% |
千葉興銀 | 0.725% | 1.250% | – | – |
・三井住友信託銀行の全期間固定(35年)は30年固定を表示しています。
・京葉銀行の10年固定の欄には15年固定の金利を表示しています(10年固定より、15年固定の方が金利が低いため)。
・10年固定、20年固定に関しては、金利優遇タイプは「全期間優遇タイプ」「当初期間優遇タイプ」をごちゃまぜにしています。利用の際は必ず金利優遇タイプを確認するようにしてください。
・住信SBIネットの全期間固定は今月からフラット35保証型(融資率90%以下)の金利に切り替えました。
・新生銀行の全期間固定は「ステップダウン型」が利用可能です。
・楽天銀行には35年固定のローンはありませんが、フラット35を取り扱っているので、楽天で35年固定を利用したい場合はフラット35を使うことになります。
・千葉銀行、京葉銀行、千葉興銀はがん保障が金利上乗せなし、で付けられます。