住宅ローン減税が改正されるというニュース。改正の論点は2つありますが、うち1つについて。

現在の住宅ローン減税は、最大「各年末のローン残高×1%」まで受けられます(MAX50万円)。一方、住宅ローン金利は1%未満も多い(変動だと0.5%前後)。

つまり、その年に払った利息は30万円だけど、ローン減税は50万円、みたいなことが発生します。お金を借りたのに儲かっちゃう、ということです(本当は少し違いますが、ざっくり言うと)。

これが改正後は「払った利息まで」となる予定。上の例だと払った利息30万円なら、ローン減税も30万円までよ、となります。これは真っ当な改正かなと感じます。

個人的には、、、
①変動金利(金利0.5%前後)だと、利息30万円でローン減税も30万円。
②全期間固定(金利1%超)だと、利息45万円でローン減税40万円。

となる場合にどちらを選ぶのが合理的か、を考えるのが大事かなと思います。
※数値は適当です。

現在のルールでも、全期間固定の方がローン減税の合計額は大きくなることがあります(ローン減税は「各年末の残高×1%」で計算するので、金利が高いと残高の減りが遅くなりその分ローン減税の合計額自体は大きくなる可能性がある)が、その差がさらに大きくなりそうな感じがします。

変動VS全期間固定どっちを選ぶべきか、については色々考え方があります※が、そこに変数がもう1つ加わるような気がする(そこまで影響は大きくないかもしれませんが)。

※私は、変動VS全期間固定は、金利上昇リスクを数値で可視化して、リスクを取れる家計かどうかを相談者様と考えて決めています

ちなみに、住宅ローンコンサルにおいては、
・今500万円自己資金を入れるのと、ローン減税期間終了後に500万円繰上返済するのではどっちが得か、みたいな計算や
・夫単独5000万円、夫:妻=4000:1000、3000:2000の中で、ローン減税で最も得なのはどのパターンか、みたいな計算
をして、住宅ローン減税の観点でローン金額を最適化させるということもやっています。